こんにちは!NatureBoyデザイナーのYuki(@natureboy_yuki)です。
デザイナーが就職・転職活動を行う際に欠かせないのがポートフォリオ。
履歴書や職務経歴書と併せて、必ず提出を求められますよね。
以前までポートフォリオは紙で作るか?Webで作るか?両方?と頭を悩ませる方も多かったと思います。
現在はコロナ禍で転職活動がオンライン化したことや、便利なポートフォリオ作成サービスが多数誕生したことから、Webポートフォリオが主流になりつつあると思います。
今回は、私がWebデザイナーとして転職活動を行なった際に、実際に使用してみて使いやすかったポートフォリオサービスを4つ紹介しようと思います!
VIVIVIT(ビビビット)
URL:https://www.vivivit.com/top
使いやすさ | |
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手軽さ | |
企業との出会いやすさ |
「作品を投稿してしごとに出会うポートフォリオマッチングサービス」です。
利用しているのはクリエイター(求職者)とクリエイターを採用したい企業。
- 作品をアップロードしてポートフォリオを作れるポートフォリオサイトとしての機能
- 企業とコミュニケーションをとれるお仕事探し、マッチングサービスとしての機能
これらが合わさったようなサービスです。(VIVIVITより)
魅力① 企業とマッチングできる
あなたの魅力が伝わる素晴らしいポートフォリオが作れたところで、誰にも見てもらえないなら意味がなくなってしまいますよね。。
VIVIVITのすごいところは、ポートフォリオサイトであると同時に、企業とのマッチングサービスでもあるというところです!
自分のページに作品を上げていくと、VIVIVITを利用している企業に見つけてもらうことができます。
企業側は、気になったクリエイター側に話したいボタンを押して、こちらが承認すると、企業とメッセージのやり取りができるようになります。(逆にこちら側から話したいボタンを押すこともできます)
本当にマッチングサイトと同じような感覚、、!
登録されている企業も、有名な大手企業から、勢いのあるスタートアップまで幅広い。。
自分には敷居が高いな、、と応募する予定もなかった企業から、連絡がきて面接を受けさせてもらったこともありました。
実際に利用していた頃の自分の作品ページ
企業側が自分の作品をある程度見てから選考に進むので、選考後のミスマッチを防ぐことができるのがこのサービスの魅力です。
逆にいうと、クリエイターの数もある程度いるので、作品数を多く上げたり、しっかりとしたクオリティのものをあげないと、企業の目に留まってもらいにくくなるかもしれません。
登録した初めはコツコツと作品数を増やしていくことが重要です。
魅力② 転職アドバイザーさんに相談できる
作品ページを作っていく中でわからないことがあったり、選考について悩んでいることがあれば、VIVIVITの転職アドバイザーさんに相談することができます。
私は当時ノンデザイナーからの就活だったので、デザイナーの転職活動についてわからないことが多すぎて、アドバイザーさんにはポートフォリオやデザイン課題のことまで相談に乗ってもらっていました。。本当にありがたかったです。。
魅力③ Webポートフォリオとしても使用できる
VIVIVITには「ポートフォリオを公開」という機能があります。
こちらを有効にすると、VIVIVITに登録していない人でもURLを知っていれば作品ページにアクセスすることが可能なので、単純にWebポートフォリオとして使っていくことも可能です。便利すぎる!
エージェントのように間に人を挟まないのでやりとりもスムーズで、でも自分から履歴書を送ったりする手間は省ける、という良いとこ取りのサービスなので、ぜひ登録してみてください!
Adobe Portfolio(アドビポートフォリオ)
URL:https://portfolio.adobe.com/
使いやすさ | |
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手軽さ | |
テンプレの豊富さ |
Adobe Portfolioとは、Adobe社が提供する無料のポートフォリオサイト作成サービスです。テンプレートを選んで直感的に素早くポートフォリオを作成することができます。Adobe Creative Cloudを利用している人にはメリットの多いサービスです。
魅力① 手軽に作成できるのにクオリティが高い
さすがAdobeというだけあって、ポイポイと画像やテキストを入れていくだけで、クオリティの高いポートフォリオサイトがあっという間にできてしまいます。
魅力に感じたのが豊富なテンプレート。
選べるテンプレートも幅広く、自分にあったものが必ず見つかります。というか、種類がありすぎて迷ってしまいます。。写真をふんだんに使ったテンプレが多いので「クリエイター向き」ですね。
迷ってしまった場合、サンプルページがあるので、Adobe Portfolioを実際に使ったサイトを見てみて、自分に合いそうなテンプレートを探すのも良いと思います!
もちろんどのテンプレもレスポンシブ対応。どれも洗練されていて見やすく作られているので、微調整する必要もありません。
魅力② Adobeならではの連携がすごい
Adobe Portfolioは
- Behance(Adobeが運営する、世界中に作品を公開できるクリエイター向けのSNS)と連携して、同じ作品を同時にアップロードすることができる
- サイト内でAdobe Fontsが使用できる
- Lightroom内の、アルバムや写真ををAdobe Portfolioに簡単にアップロードできる
など、Adobeの他のサービスとの連携ができて利便性が良いのも魅力。
私もBehanceと連携させて、どちらにも作品をアップするようにしていたのですが、Behance経由でエージェントから連絡が来ることもありました。
一般公開できる作品であればぜひBehanceにも登録することをお勧めします!
魅力③ 独自ドメインを使用できる
Adobe Portfolioでサイトを作成すると、「https://〇〇.myportfolio.com/」というサブドメインを使用することができます。こちらは5つまで取得可能。
そして、なんと自身で取得した独自ドメインを使用することもできます!
ポートフォリオ作成サービスだと、大体そのサービス内のURLになってしまうことが多いと思うのですが、独自ドメインを使用することができるのはかなりの魅力ポイントかと思います。
独自ドメインのポートフォリオはSEOにも強いし、ちゃんとしている感じがあって企業からも好印象。
さらに「Google Analytics」を導入することもできるので、サイトのアクセス解析もしっかりと行うことができます。
MATCHBOX(マッチボックス)
使いやすさ | |
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手軽さ | |
効率の良さ |
株式会社マイナビワークスとクリエイター集団「PARTY」との共同開発で誕生した、クリエイターのためのポートフォリオ作成サービス。必要な情報を入力するだけで、採用担当者の知りたい情報を押さえたポートフォリオがつくれます。
魅力① とにかく手軽!シンプルで見やすいポートフォリオがすぐに作れる
「ポートフォリオはコミュニケーションツール」と謳っているMATCHBOXは、採用担当者の目線で厳選された項目に、ガイドに沿って入力していくことで、簡単に作品やそのプロセスまで紹介できます。
とにかくわかりやすくて使い心地が良い。
気軽に始められる。
今すぐにポートフォリオが必要!という方におすすめのサービスです。
実際に、制作会社で採用活動をしていた時、MATCHBOXを使われている応募者の方、結構多かったです。
私もこのサービスを使用したことがあるのですが、その日のうちに大体のコンテンツを埋めることができ、それっぽいポートフォリオを完成させることができました。
気軽にポートフォリオを作れるサービスはいくつもありますが、MATCHBOXはその気軽さにプラスしてとにかく見やすいレイアウトが魅力。シンプルな作りで、作品の内容に集中できるような導線になっています。
魅力② ポートフォリオをPDF出力できる
ありそうでなかった機能!
WebポートフォリオをそのままPDF出力することができます!
PDFをそのままA4サイズで印刷すれば、あっという間に紙版のポートフォリオが出来上がります。楽すぎる。。
本来クリエイターの皆さんは、Webポートフォリオと紙ポートフォリオを別々のレイアウトで作ることが多いと思いますが、いっぺんに済ますことができたら時間の節約になりますよね。。
しかも、MATCHBOXは履歴書と職務経歴書も同時に作成することができるので、応募に必要な書類をこのサービス一つで揃えることができちゃいます。
魅力③ オファー機能で企業と出会える
ポートフォリオや職務経歴書を作成し、「オファー機能」にエントリーするとあなたの作品を見て気になった企業から面接オファーを受け取ることができます。
(MATCHBOXより)
MATCHBOXは2022年3月から新しくオファー機能をリリースしました。
ポートフォリオを作成し、「オファー機能」に申し込むと、企業から面接のオファーを受けとることができます!
キャリアアドバイザーさんがサポートもしてくれるので安心。
取引企業も名の知れた企業が多数、、!
オファー機能に申し込むだけで、これらの素敵な企業と出会える確率がグンと上がります。
RESUME(レジュメ)
使いやすさ | |
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手軽さ | |
見た目の美しさ |
RESUMEは、誰でも直感的に使えるWebポートフォリオ作成サービスです。
制作物や仕事のストーリーを記録して、ポートフォリオを育てていきましょう
(RESUMEより)
魅力① 直感的でわかりやすい美しいUI
RESUMEをいじってみて気に入ったのが、他にはない美しく洗練されたページデザイン。
ページは「Resume」「Works」「More」の3つのタブに分かれており、どのタブもパッと見ただけで直感的に内容が伝わるレイアウトになっています。
特に、RESUMEというサービス名の通り、経歴・スキルページが充実しており、文章だけでは伝わりづらい情報をわかりやすく表示してくれます。
では「ビジュアル重視のサービスなのか?」というと全くそんなことはありません。
作品ページではエディターを使用し、プロジェクトを成功に導いたストーリーなどをしっかりと記入していくことができるため、クリエイター以外にもおすすめしたいサービスです。
魅力② 特定の作品を鍵付き公開することができる
転職活動中のポートフォリオ作品って、実際はクライアントワークが多くて公開出来ないものも多いですよね。
Workページでは、作品ごとに鍵をかけることができます。
一般公開できない作品は鍵付きにし、特定の人にだけ共有することが可能!
魅力③ 自分以外のRESUMEユーザーと繋がる
RESUMEのトップページにアクセスすると、他のRESUMEユーザーのページを見ることができます。
気になったユーザーはフォローすることも可能!新しい出会いがあります。
RESUMEは自分のページにSNSのリンクを貼ることもできるので、気になったユーザーのSNSに飛んで、そこからさらに繋がっていくこともできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今は新たなポートフォリオサービスがどんどん誕生しています。
それぞれのサービスにそれぞれの強みや特徴があるので、調べたり試してみたりして、自分に合うサービスを見つけてくださいね!!